日本では80年代頃からミュージアムなどで行われてきたワークショップですが、今では多くの場で実施されるようになりました。こどもはもちろん、参加者の年齢や立場を問わず楽しめ、創造力やコミュニケーション力を育むことのできるワークショップへの期待は、高まるばかりです。
現場では、アーティスト、学芸員、研究者、教師、学生、プランナーなど多様な人が、知恵を出し合い、よりよい体験ができるように工夫や検証を重ねています。優れたワークショップには、独自のアイデアやノウハウが込められています。
しかし、それらに対して敬意をはらい、その価値を認めつつ、有効に活用するためのシステムは、まだ確立していません。
日本は知財立国を目指していますが、旧来の法の括りでは捉えきれないものも多く出現しています。ワークショップもその一つでしょう。
これらの状況にかんがみ、まずは、ワークショップや知財に関わるさまざまな立場のメンバーが一堂に会し、現状の問題点やこれからの望ましいあり方について議論を重ねることからはじめようと、この研究会が発足しました。 |